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あらすじ
11匹のねこが旅先で立派な空き家を見つけたので、ちゃっかり住むことにしちゃいました。
すると11ぴきの猫の家の隣に、ぶたのおじさんがやってきました。
11ぴきのねこはぶたのおじさんのために家を建てるのを手伝います。
でも、木とわらをでできた2階建ての家はとても立派だったので、ちゃっかりそっちの家を「11ぴきのねこのいえ」にしちゃいました。
ぶたのおじさんは11ぴきのねこが住んでいたレンガの家に住むしかありません。
ところが、台風が発生しました!
木でできた「11ぴきのねこのいえ」は吹っ飛んで行っちゃいました。
『11ぴきのねことぶた』 について
「11ぴきのねこシリーズ」は、いつもねこたちが残念な感じで終わるオチになるのが面白いのですが、これは最後にねこたちが風に飛んでいくのがオチになっています。
最後のページに木だけが残っているのがまた面白い。
11ぴきのねこのずる賢さ、ちゃっかりさ、そして、間抜けさが滑稽です。
そしてぶたのおじさんが家を取られたと分かっているのに、何も言わずに家を明け渡してくれる人柄の良さもいい感じです。