『こねてのばして』ヨシタケシンスケ

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ヨシタケシンスケ 作・絵

目次

あらすじ

男の子が朝起きて、着替えて用意したら、さあ、今日も始めます!

 

こねて、のばして、またこねて、のばして、こねて、またのばす。

ぐるぐるまきつけて、ころがして、ふくらんで、とびはねて。

 

のばして、くるまって、ひとやすみ。

 

おきて、またこねて、においをかいだら・・・

 

『こねてのばして』について

『こねてのばして』はヨシタケシンスケさん自身が『ものは言いよう』というエッセイで解説しています。

柔らかいものをさわる気持ちよさ、それだけに特化した本ができたらいいなあ、と思ったんです。

あと、僕の本は「文字が多くて読み聞かせに向いていない」というご意見を結構いただいていたので、文字数が少なくて読みやすい本もつくってみたかったんですね。

『ものは言いよう』P42

 

解説どおり、男の子がこねている気持ちよさが少ない文字数から伝わってきます。

 

何をこねているかは謎ですが・・・

 

僕がこの絵本からマイクロビーズの詰まったクッションの触感を連想しました。

あの体を包み込んでくれるふわふわ感とかすべすべした触り心地は本当に気持ちがいいです。

こんなやつです。

 

それはともかく、子どもって粘土とかスライムとか柔らかいものを触るのが大好きですよね。

何をこねるかより、こねることが楽しいんです。

そして何よりヨシタケシンスケさんはこうも言っています。

小さい子って、さわっていて気持ちいいものは自分の友だちにしますよね。ここでこねているものも、そういうものに見えたらいいなというか。

『ものは言いよう』P42

 

読み終えたらきっと何かに触りたくなってしまいますよ🤣

でも触ったと後はしっかり手を洗いましょうね😷

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