ロバート ブライト (作), しみず まさこ (翻訳)
目次
あらすじ
女の子が赤い傘を持って歩いています。
晴れているけど・・・ほら 降ってきた
あらららら 子犬が一匹入れてって
続いて子猫も2匹 やってきた
いろんな動物たちが次々に私の赤い傘に入りにきた
みんな わたしのかさのなか
雨がやんだみたい
さよなら 動物さんたち
私も帰ろ
赤い傘もって
『あかいかさ』について
女の子が赤い傘に動物たちを雨やどりさせてあげます。
雨やどりをしに傘に入ってくる動物たちが増えるにつれて、傘も大きくなっていくのが不思議で楽しい場面です。
傘の下で雨やどりをしている横で、キノコの下で虫たちが楽器を演奏しているのに気がつくと、雨の日が楽しくなってくるのではないでしょうか。
この絵本は基本単色ですが、傘やキノコだけが赤で着色されているのが印象的です。
動物たちが一匹・2匹・・と傘の中に入ってくるので、「今傘の中に何匹動物がいるかな?」と自然と子どもの数の勉強にもなるかもしれませんね。