『しゃっくりがいこつ』 マージェリー カイラー

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マージェリー カイラー (著), S.D. シンドラー (イラスト), 黒宮 純子 (翻訳)

あらすじ

がいこつが朝起きたら、しゃっくりが出ていました。

 

ヒック ヒック ヒック

 

いつものようにシャワーを浴びて、歯を磨いて、友だちのオバケとキャッチボールをして・・

しゃっくりが止まりません。

ヒック ヒック ヒック

 

オバケはがいこつにしゃっくりを止める方法を教えてくれました。

息を止めてごらんよ
砂糖を食べるのはどう?
逆立ちで水を飲んでごらんよ
怖い顔で脅かしてあげる

けれど、どれもうまくいきません。

 

ヒック ヒック ヒック

 

その時、オバケはひらめきました。

鏡を取り出して・・・

 

するとしゃっくりは山の向こうへ跳んで逃げていきました。

『しゃっくりがいこつ』について

 

簡単に言うと、がいこつがしゃっくりを止めようとがんばるお話です。

がいこつがしゃっくりを止めるという設定がとても愉快で、絵を見ているだけでも面白いです。

 

水を飲んだら全て垂れ流してしまうといういわゆる"がいこつあるある"もお約束です。

 

すべてのページにがいこつの ヒック ヒック が出てくるので、読み聞かせの際は変化をつけて読んであげると子どもに受けるかもしれませんね。