『はなのすきなうし』マンロー・リーフ

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マンロー・リーフ

目次

あらすじ

子牛のふぇるじなんどは、他の牛たちが飛んだり跳ねたり角をつつきあったりしているのに、いつも一人でいるのです。

 

ふぇるじなんどは1人でコルクの木の下で、静かに花の匂いをかいでいるのが好きでした。

お母さんは一人でいるふぇるじなんどのことが心配でしたが、ふぇるじなんどが寂しがっていないことを知ってそっとしておいてあげました。

 

うしとは、いうものの、よく ものの わかった おかあさんでしたので、ふぇるじなんどの すきなように しておいて やりました。

 

 

ふぇるじなんどは大人になりましたが、他の牛たちがマドリードの闘牛場で戦ってみたいと思っているのに対して、ずっと静かに花の匂いを嗅ぎ続けていました

 

 

ところが、蜂に刺されて暴れているふぇるじなんどを見ていた闘牛場の男の人に闘技場に連れていかれてしまいました・・・!

『はなのすきなうし』について

この絵本はぜひ親子で一緒に読んで、親の方に考えてもらいたくなる絵本です。

子どものことが心配だけど、しっかり子どものことを理解した上でありのままを受け入れる。

「一人でさびしくないの?」と聞いて、「僕はこうしてるのが好きだから」の返事を受けて好きなようにさせて見守ります。

 

「牛とはいえ、よくもののわかった」

名声を手に入れて有名になるよりも自分が好きなことをしてほしい。

 

頭では分かっているのについ心配してつい小言の一つや二つも言いたくなってしまう親の本心をこの絵本は代弁してくれます

 

 

お母さんにここまでどっしり構えられると、子どもも安心するのではないでしょうか?

 

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