『あのこ　ヘンナコ』ワダアスカ

ワダアスカ　作・絵

あらすじ

ヘンナコは他のどの動物にも似ていません。

• シカのような角
• ラクダのような顔
• ヘビのような体
• トラのような足
• 羽がないのに空を飛ぶ

「僕は一体誰になったらいいの？」と悩んでいるヘンナコにコウモリが話しかけます。

「どうして他のだれかにならないといけないの？」

それから何日かたつと、ある大事件が起こって動物たちはみんなどうすることもできません。

しかし、ヘンナコはヘンナコしかできない能力を使って事件を解決することができました。

他の動物たちから「ありがとう」「ありがとう」と感謝されて、ヘンナコは初めて自分ができることに自信をもち、自分が好きになりました。

『あのこ　ヘンナコ』について

「誰かになりたい」「誰かのようにならないといけない」と思うと、自分の良い所を見失ってしまいます。

「あなたはあなたらしてくていい」ということを教えてくれる絵本です。