マリベス ボルツ・作/ノア・Z. ジョーンズ・作、絵/尾高 薫 ・訳
目次
あらすじ
ルーベンの友達はみんな自転車を持っているのに、ルーベンの家は貧乏でなかなか買ってもらえません。
ところがある日、ルーベンはたまたま行ったスーパーで女の人が落とした100ドル札をこっそり拾って家に持ち帰ってしまいました。
そのお金でルーベンは自転車を買おうとしたのですが、なかなか決断できません。
そしてお金を拾ったスーパーでお金を落とした女の人が困った様子でいたのを見て、ルーベンは正直にお金を返しました。
ルーベンの気持ちは複雑です。
女の人が喜んでくれてよかったけど、自転車はもう買えない・・・
嬉しい気持ち、寂しい気持ち・・・
でもお父さんとお母さんはルーベンのしたことを褒めてくれました。
「正しいことをするのは、口で言うより何倍も大変なことだ。ルーベン、えらかったな」
『自転車がほしい!」について
ルーベンは拾ったお金で欲しかった自転車を買おうとしましたが、良心がとがめて落とし主にお金を返すことができました。
自転車は手に入らなかったけど、お父さんやお母さん、落とした女の人が喜んでくれた
そして、一番喜んでいるのはルーベ自身ではないでしょうか
それは正しいことを行えたという勇気をルーベンが持てたからですね!