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『めっきらもっきらどおんどん』

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あらすじ

夏のある日、誰も遊んでくれる人がいなく、暇でしょうがない少年、かんたは神社の大きな木のそばで大声ででたらめな歌を歌っていました。

ちんぷく まんぷく
あっぺらこの きんぴらこ
じょんがら ぴこたこ
めっきらもっきら どおんどん

 

すると奇妙な声が木の穴の中から聞こえ、かんたがのぞき込むと・・・・

ひゅうっと穴に吸い込まれてかんたは落ちる、落ちる、落ちる

 

かんたが穴の底にたどり着いた先は夜の山でした。

すると、空の向こうから変な3人組のおばけたちが飛んできました。

  • きつねのお面みたいな顔の"もんもんびゃっこ"
  • 赤い髪の小さな"しっかかもっかか"
  • 長いひげのおじいさんの"おたからまんちん"

 

3人と丸太に乗って遊んだり、甘いおもちの生る木で見つけてお腹いっぱり食べたりしてかんたはとても楽しむことができました。

 

 

でも3人が寝てしまい一人になって月を見ているとなんだか心細くなってきました。

 

そして寂しくなったかんたは"ある言葉"を叫ぼうとしました。

なぜか3人は慌てて言わせないようにかんたの口をふさごうとしますが、もう遅い。

 

 

気がづいたらかんたは神社の木の横に立っていました。

それからかんたは何回も神社に行ったのですが、例の歌を忘れてしまい、あの3人組には今も会えずじまいです。

『めっきらもっきらどおんどん』について

子どもの頃よく読んでいた思い出の絵本です。

このタイトルと何だか怖い雰囲気、そしてキツネ面の印象がとても強かった思い出があります。

 

最近、知人の子どもさんがこの絵本が大好きという話を聞いて読み返してみました。

まず、このタイトルに子供は食いつきますね。

どういう意味だろう?

そして絶対意味が分からずに真似しそうです。

 

見た目はちょっと怖そうな3人組のオバケたちがじゃんけんやなわとびなどの無邪気に遊ぶ場面は読者も童心に帰ってしまいます。

展開もスピーディでワクワクしながら一気に読めてしまう絵本です。

 

『めっきらもっきらどおんどん』の作者 長谷川摂子の絵本
『きょだいなきょだいな』 『おっきょちゃんとかっぱ
『くらいくらい』 『まほうのコップ』
『おでかけ ばいばい』 『かさ かしてあげるね』