『はくぶつかんのよる』イザベル シムレール


イザベル・シムレール・作/石津 ちひろ・訳

 

あらすじ

閉館後の誰もいなくなった博物館の展示室から、黄色い蝶たちが飛び出しました。

 

黄色い蝶たちは恐竜の骨や動物の剥製、世界のお面や仏像、過去の道具などの上を飛び回ると・・・・

博物館のあらゆる部屋から色んな時代の色んな地域の生き物や道具が大集合です。

 

いきものや 化石や どうぐたちが、ひとばんじゅう すごすのは・・・まるで ゆめのような ひととき!

 

みんな思い思いに過ごしていますが・・・もう夜明けです。

自由な時間はもうおしまい。

みんな自分の場所に戻らなくてはいけません。

 

 

急いで急いで!!!

 

 

開館後、今日もたくさんの人たちが博物館を訪れます。

しかし、黄色い蝶に気がつく人はどれだけいるのでしょうか?

『はくぶつかんのよる』について

 

博物館の展示品が夜中に動き出すと言う設定はまさに映画「ナイトミュージアム」ですね。

 

 

この作者の描く絵は幻想的で柔らかく繊細でリアルなので、眺めているだけでも十分楽しめます。

 

そして、動物や道具の下には「テナガカミキリ」「マンモス」「シマウマ」「ザグ隕石」「リング型日時計 1680年頃 フランス」と名前が書かれているので、家にいるだけで博物館を訪れた気分にさせてくれます。

 

 

化石やはく製になった動物たちや道具などが次々に動き出す描写には、子どものときに想像したようなワクワク感を思い出させてくれました。

 

最近博物館に行っていますか?

あなたが訪れる博物館の展示品たちももしかして・・・と想像するとなんだか行くのが楽しみになってきませんか?

 

 

そして、博物館を訪れたら”黄色い蝶‟をぜひ探してみてくださいね。

 

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