クライヴ・ギフォード・作/ピート・ガムレン ・絵/桑原洋子 ・訳
目次
あらすじ
古今東西のあらゆる"くさい!!"が大集合!
人間は誰でもくさい!! でもどうして?
においの仕組み
- 鼻の奥で何が起きてるの?
- においから蘇る記憶
- においだって化学式であらわせる
汗臭くたって大丈夫!
- くさいのあなたではなくバクテリアだから!
- 汗がないと死んでしまう
- 虹色の汗って?
世界でいちばんくさい靴
- 激くさスニーカーコンテスト"で優勝した女の子のスニーカーが殿堂入り
動物だって植物だって実はくさい!
生きるためにはにおいが必要
- においは親子の絆
- においでエサをとる
- においで身を護る
- においでなわばりを作る
昔はもっとくさかった!
病気かどうかはにおいから
- 古代ギリシャではにおいをかいで診断していた
王さまだって女王さまだってくさかった
- ルイ14世の口臭は気絶させるほど
- 中世の王女さまたちはお風呂が怖くて全くお風呂に入らなかった。病気がうつるって信じられていたから。
におい爆弾で戦争だ!
- 2千年以上前のスキタイ人の戦士の矢は「マムシの毒+人間の血+うんち」だった
- 11世紀の中国の軍隊が作った「うんち爆弾」
昔の人はにおいと闘っていた
- 口臭対策にはおしっこうがい?
昔のくさい町巡り
- 古代ローマの闘技場は死臭がすごすぎた!
- 19世紀のロンドン大悪臭
- 19世紀のニューヨークは馬糞だらけ
においの雑学
においだって発明だ
- 人口鼻水
- ネットでもにおうから
- においカメラ
こんなにおいの香水がある?
- 煙の香り
- ロブスターの香り
- ガレージの香り
宇宙だってにおうから!
- 月は火薬のにおい
- 宇宙はステーキのにおい
- 金星と火星は腐ったたまごのにおい
『くさい! だれでもなんでも、においパワーがばくはつだ!』について
においを"かぐ"ってどんなことか、考えたことある?
ほんとはとってもすごいことなのに、"見る"とか"聞く"とかみたいな、めだちたがりやの感覚のせいで、ついつい忘れられてしまう
そんなかわいそうな"かぐ"という行為にスポットライトを当てた絵本です。
よく考えたら「匂う」ってすごいことですよね。
においのおかげで危険を察知できるし、味も分かるし、気分だって変わってしまう。
この絵本を読めばにおいに関わるすべての事に詳しくなれます!!