ジーン・ジオン 作・マーガレット・ブロイ・グレアム 絵・ふしみ みさを 訳
目次
あらすじ
冬の最後の雪の日に、ヘンリーはお兄さんのビートと、小さな小さな雪だるまを作りました。
ヘンリーは夜になると、雪だるまのことが心配になってきました。
おつきさまが、ゆきだるまを とかしちゃうよ!
ヘンリーはベッドを抜け出して、夜の庭に出て雪だるまをおうちの冷凍庫の中に隠しました。
季節は冬から夏になりました。
今日は独立記念日の花火大会が行われます。
ヘンリーは何かいいことを思いつきました!
なにやら大きなはり紙を花火大会のポスターの横に打ち付けました。
そこには・・
せかいで はじめて なつに ゆきだるまを みるかい
と書いてありました。
『なつのゆきだるま』について
『どろんこハリー』シリーズのコンビの絵本です。
雪だるまを思いやるヘンリーの無邪気さが印象的です。
そして、夏には見ることができない雪だるまを町の人たちにも見せてあげようとする優しさにも心打たれます。
そんなヘンリーの行動をそっと見守るお母さんも素敵です。
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