『せかいのひとびと』ピーター・スピアー

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ピーター・スピアー・作絵/松川真弓・訳

目次

あらすじ

地球には約70億人の人がいるのに、同じ人っていないよね。

生れた時からみんな一人一人違っているんだ。

 

  • 体の形も、
  • 肌の色も、
  • 髪の毛も、
  • 着るものも、
  • 性格も、
  • 遊び方も、
  • 住む家も、
  • 食べ物も、
  • 信じるものも、
  • 話し方も・・・・・

 

それでも最後は必ずみんな死ぬ。

ある人たちは 自分と ちがっている というだけで よその人たちを きらう。そんなことって おかしいよ。
その人たちは 自分たちだって ほかの人から 見れば ちがっているって ことを わすれているんだ。

 

 

みんな思っていることもすることも全部同じだったら、退屈でしょうがない。

 

みんながこんなに違うことはなんてステキなんでしょうね。

『せかいのひとびと』について

アダムとイブの後ろ姿から始まります。

  • 人種の違い、
  • 世界の風俗、
  • 世界の遊び方、
  • 世界の住居事情、
  • ファッション、
  • 飼っているペット事情、

などがイラストで紹介されています。

対象年齢は少し高めになっていて、大人でも知らないことばかりで世界の文化を知るのにもってこいの絵本です。

こうしてみると、いかに自分の住んでいる世界が狭いのかがよく分かります。

 

 

自分にとっての「普通」は他の人にとっては「普通ではない」ということが改めて認識されました。

 

世界と簡単に繋がれる現代社会において、もう一度自分の立ち位置を見直してみるきっかけになる一冊です。

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