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『クリスマスわくわくサンタの日!』 ますだ ゆうこ

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ますだ ゆうこ (著), たちもと みちこ (イラスト)

目次

あらすじ

レミはサンタになりたい女の子。
毎日サンタさんへお手紙を書いています。

 

サンタクロースさんへ

レミはおおきくなったらサンタクロースになりたいです。

だって、みんなをしあわせにしてくれるすてきなおしごとだからです。

ところでサンタさん、おんなのひともサンタになれますか?

レミより

 

そんなレミのところにサンタさんのお手紙を運んでいる「妖精、トントゥ」のベルがあらわれました!

ベルはクリスマスツリーにオーナメントをつけたり、ジンジャ―クッキーを焼いたりと、クリスマスの準備を手伝ってくれました。

そして、いよいよクリスマスイブの日、レミはごちそうをたくさん食べて、サンタさんにお手紙を書いて靴下の中に入れました。

そして、夜の街を歩いてみたらキラキラでとてもきれい!

レミがうっとりしていると、ベルとはぐれてしまいました。

不安で泣きつかれていつの間にか寝てしまったレミのもとにサンタの服を着た女の人が立っていました。

女のサンタさんがレミにくれた手紙は、なによりのプレゼントになりました。

 

「大きくなったら絶対、サンタになる!」

レミはそう決心しました。

『クリスマスわくわくサンタの日!』について

夢のあるクリスマスについてのかわいいお話しとほっこりする暖かい絵が魅力のクリスマスにピッタリの絵本です。

 

今まで考えたこともなかったのですが、そういえばサンタクロースは「白いひげのおじいさん」のイメージですよね。

でも、世界には女のサンタクロースが珍しくないんですね。

初めて聞く名前ですが、イタリアのベファーナ、ロシアのバーブシュカ、ドイツのペルヒタ、スウェーデンのサンタ・ルチアなど女のサンタクロースがいるそうです。

言われてみれば、日本で女のサンタがいないのが不思議なくらいです。

果たして、レミがサンタになる方法はなんだったのでしょうか?

 

 

そして、何より目からうろこだったのが、サンタクロースには妖精の助手がいること!

フィンランドのトントゥ、スウェーデンのトムテ、ノルウェーのニッセ、オランダとベルギーのピートなど、毎日せっせとサンタのお手伝いをしています。

そういえば毎年世界中の子どもたちに配るプレゼントをたった一人で用意するのは、一年ではとても間に合わなそうですね!

こんな風に「クリスマス」についてかわいい絵でたくさん教えてくれる絵本です。

  • アドベンドカレンダーのつくり方
  • クリスマスの起源
  • ジンジャークッキーのつくり方
  • サンタクロースはどこにいるの?
  • サンタクロースの別の呼び方
  • クリスマスに食べたい料理

それと同時に子どもたちの夢も応援してくれる絵本です。

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