佐野洋子
目次
あらすじ
おばあさんの口ぐせは「だって私はおばあちゃんだもの」
何かしようとしてもこの口ぐせをつぶやいて、外にすら出ようとしません。
そんなおばあさんが99歳になって、みんなで誕生祝いをすることになりました。
ところが・・・
お使いにいったネコがケーキに立てるろうそくを川に落としてしまいました。
使えるろうそくは5本しか残っていません。
ところが・・・!
5本のローソクが立てられたケーキを見たおばあさんの口ぐせは、「だって私5歳だもの」に変ってしまいました。
5歳になったおばあさんは何をするにも張り切るようになり、ネコと一緒に川に釣りに行くようにもなります。
おばあさんはその帰り道に言いました。
「私、どうして前から5歳にならなかったのかしら」
『だってだってのおばあさん』について
「だって、私は〇〇だもの」の〇〇にあなたの思うことを入れてみてください。
何か新しいことを始めようとしても「だって、だって」と自分を制限していませんか?
そんな思い込みはこの絵本で解消できますよ!
口ぐせを侮ってはいけません。
言葉は言霊とも言い、行動を変える力を持っているのです。
かのマザーテレスは次のような言葉を残しています。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
言葉を変えることによって、思考が変わり、そして行動や習慣、性格や運命さえも変わっていくことでしょう。
もし、あなたの普段の口ぐせが「だってだって」のようなネガティブな言葉だったら、そのネガティブな言葉のパワーによってネガティブで不幸な人生を送ることになります。
今すぐ口ぐせをポジティブなものに変えて、幸せな人生を手に入れましょう!
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