『ごんぎつね』新見南吉


新見南吉

あらすじ

 

いたずら好きのキツネのごんは、兵十の獲ったウナギを川に捨ててしまいました。

 

しかし、その後に兵十の母親の葬式を見て「自分がウナギを捨ててしまったせいで、兵十の母親がウナギを食べれなくて死んだんだ」とごんは自分のしたことをとても後悔しました。

 

そして、その罪滅ぼしとして、兵十の家に毎日食べ物を届けに行くようになりました。

 

でも、いつも兵十に見つからないようにこっそり食べ物を置いていくので、兵十は誰が食べ物を持ってきてくれるのか不思議でしょうがありません。

 

そして、ある日いつものように食べ物を届けに行ったごんは、兵十に食べ物を盗みに来たと思われて銃に撃たれてしまいました。

 

「ごん、お前だったのか いつも 食べ物を持ってきてくれたのは」

兵十は初めていつも食べ物を持ってきてくれていたのがごんであることを知るのでした。

『ごんぎつね』について

 

全国の小学校の国語の教科書に必ずといっていいほど載っている『ごんぎつね』です。

誰でも小学校の時に一度は読んだことがあるんじゃないですかね。

 

でも話の内容を覚えている人はどれくらいいるのでしょうか。

 

『ごんぎつね』は大人になって読み直してみると新しい見解が生まれてきます。

それは『ごんぎつね』は「勘違い」「思い込み」のすれ違いのお話であるということです。

 

「兵十の母親が死んだのはごんが捨てたウナギを食べられなかったからに違いない」というのはごんの思い込みです。

実際に兵十の母親の死とウナギの因果関係は分かりません。

 

 

そして最後まで兵十にはごんの気持ちは伝わっていないのでしょう。

なぜごんがこんなことをしているのか分かってもらえないまま、ごんは撃たれて物語は終わってしまいました。

 

その二人の気持ちを改めて考えてみるのも大人の再読の醍醐味です。

 

『ごんぎつね』こちらにも書いていますので良かったら読んでみてください。

 

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