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『ひとりでえほんかいました』 くすのき しげのり

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くすのき しげのり (著), ゆーち みえこ (イラスト)

目次

あらすじ

きょうはかおりちゃんの誕生日です。

かおりちゃんがもらったプレゼントは自分でつくった「ひとりで おかいもの けん」

かおりちゃんがおばあちゃんと行ったお店は 本屋さんでした。

 

お店の前でおばあちゃんは待っています。

かおりちゃんは一人で店内に入りました。

 

何回も来たことあるのに、いつもとは違って見える本屋さん。

 

たくさんの絵本があってかおりちゃんは目移りしちゃいます。

 

恐竜の絵本、ペットの絵本・・
隣のしゅう君に会ったり、おしっこに行きたくなったり、絵本の場所が分からなくなったり・・・

「そうそう!わたしは絵本を買わなくちゃ」

かおりちゃんは一人で気に入った絵本を買うことができるのかな??

『ひとりでえほんかいました』について

 

「はじめてのおつかい」を描いた絵本です。

小さな子どもが初めて一人で、自分で考えて行動することは大きなチャレンジですね。

少し大人の気分を味わいたくて、一人でお買い物に来たドキドキワクワクしたあの気持ち、誰でも思い出すことができるのではないでしょうか。

 

作者はかおりちゃんが絵本を買うという設定には3つの理由があると述べています。

  1. 子どもが絵本を読むことには限りない希望があること
  2. 本が大好きな子に育ってほしいこと
  3. 「町の本屋さん」への安心感と信頼感を知ってほしい事

きっとあなたの街の本屋さんもこんな素敵な対応をしてくれるでしょうね。

ここで小ネタを2つ。

  • 作者の描いている別の絵本たちも少し名前を変えて置いてあります。タイトルは少し変えていますが、絵は同じなのですぐ分かります。

 

  • 『おこだでませんように』 ⇒ 『おこられました』
  • 『ええところ』⇒ 『いいところ』
  • 『あーん! はがぬけない』⇒ 『あ~ん はがぬけない!!』
  • もう一つは店の前でおばあちゃんがこっそり店内でかおりちゃんの様子を見守っています。

 

どうか探してみてくださいね。

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