物語

『星の王子さまの幸福論』と3人の哲学者の『幸福論』から幸せになる方法が分かります


第Ⅳ章 まず幸せの敵をやっつけること

ここでのキーワードは

  • 「気分」
  • 「心の循環」
  • 「想像力」

人は「気分」に左右されて幸せを逃していることが多々あることに案外気づいていないものです。

 

恋人とデートをしていて幸せな気分になっていても、突然雨に降られたりすると最悪な気分になってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

 

 

幸せになるには「幸せの敵をやっつけなければいけないのです」(アラン『幸福論』)

 

幸せの敵をやっつけるには3つあります。

  1. 気分
  2. 心の中は循環している
  3. 想像力

「気分」

気分は体と頭と強固な関係にあり、それらからのメッセージに瞬時に反応します。

体調が良くプラスなことを考えていれば当然気分は良くなり、マイナスなことが浮かび体が不調だったりすると気分は当然悪くなります。

 

プラスでもマイナスでも心と体が一致していればまだいいのですが、どちからがプラスでどちらかがマイナスの場合という一致していない場合はちょっと厄介です。

 

心がごちゃごちゃになってしまい、気分は揺れ動いてしまいます。

人は考えて頭から入ってくるメッセージばかりを重要視して、体からのメッセージは軽んじる傾向にあります。

体とこころのバランスを忘れてはいけませんね。

 

「心の中は循環している」

考えても答えの出ないことにマイナスなことに怒りを覚え興奮し、興奮するから余計に怒る。

アランはこれを「地獄のぐるぐる回り」と呼んでいます。

 

『星の王子さま』ではこんなぐるぐる回りに王子さまはぽつりとつぶやいています。

みんなは、そわそわしてたり、どうどうめぐりなんかしてるんだよ・・・

 

さらに「地獄のぐるぐる回り」は加速してどんどん大きく膨れ上がるのがもっと状況を悪くしてしまうのが手に負えないところです。

「想像力」

本来想像力とは人間独自の優れた能力で、想像力があったからここまで生き残ってこれたともいえます。

しかし悪い方向に想像力が向くと、これはまたやっかいなものに変わってしまうのが特徴でもあります。

 

例えば周囲に対して想像力を使う場合。

実際には起こっていないことを現実に見ているがごとく頭の中に思い浮かべる。

いわゆる妄想です。

そして気分は最悪になり、「地獄のぐるぐる回り」に陥るのです。

 

未来の進化に向けて使うべき想像力を「絶望を生む能力」として使うほど愚かなことはないでしょう。

 

この問題に対してアランの出した答単純明快でした。

「気分がよければそれでいい」

 

気分が良ければ 少々嫌なことやマイナスのことが起きても悪い循環にはなりえません。

 

ではどうやったら「いい気分」でいられるのでしょうか。

それには「微笑み」が重要になってきます。


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