2019/11/17 放送の日本テレビで放送しているシューイチで又吉直樹さんと光浦靖子さんの本紹介のコーナーをやっていました。
本好きの人はもちろんですが、普段あまり読書をしない人にも楽しめる内容でした。
- 『綺譚集』 津原泰水
- 『おまじない』 西加奈子
- 『黒いマヨネーズ』 吉田敬
- 『人間』 又吉直樹
- 『犬身』松浦 理英子
- 『ねこのおうち 』 柳美里
目次
本を選ぶポイント
又吉直樹
平積みコーナーをチェックする
興味を持ってもらったり読んでもらいたい本を積極的に置いているので、まずはここをチェックするのが一番効率的です
光浦靖子
字が大きく書いてある本を選ぶと読みやすい
普段本を読んでいない人にとっては字が小さいと読み疲れしてしまうので、大きな字で書いてある本がおススメです
表紙から判断する
- 表紙は中身のイメージを表しています。
- 優しい表紙は書いてあることも優しい。
- いわゆる“ジャケ買い“です。
おススメ本
又吉直樹
『綺譚集』 津原泰水
天使へと解体される少女に、独白する書家の屍に、絵画を写す園に溺れゆく男たちに垣間見える風景への畏怖、至上の美。生者と死者、残酷と無垢、喪失と郷愁、日常と異界が瞬時に入れ替わる。―綺の字は優美なさま、巧みな言葉を指し、譚の字は語られし物を意味する。本書収録の十五篇は、小説技巧を極限まで磨き上げた孤高の職人による、まさに綺譚であり、小説の精髄である。
内容(「BOOK」データベースより)
- 短編なのにそれぞれ文体が変わるところが珍しい
- 短い時間で読後感を得られる短編は初心者向き
『おまじない』 西加奈子
さまざまな人生の転機に思い悩む女子たちの背中をそっと押してくれる魔法のひとこと―。著者の新境地をひらく10年ぶりの短編集。
内容(「BOOK」データベースより)
- 「傷を負った少女」、「キャバクラのおばさん」など切実な悩みを抱える8人の女性が登場する。
- 「あなたがいてくれてほんとうに楽しいです」など何気ないけど光となる『魔法の一言』が、それぞれの悩みや抱えているものが楽になる。
- 何気ない誰かの言葉が自分にとっての救いとなる
『黒いマヨネーズ』 吉田敬
妄想と現実の狭間で、時に怒り、時に涙しながら、人の世の不条理と栄枯盛衰を綴る、天才コラムニスト・ブラマヨ吉田敬の猛毒エッセイ58篇!!
内容(「BOOK」データベースより)
『人間』 又吉直樹
光浦靖子
『犬身』松浦 理英子
幼い頃から「犬になりたい」と切望する八束房恵は、玉石梓という理想的な犬の飼い主に出会い、「あの人の犬になりたい」と願うようになる。そこへ謎の男・朱尾献が現れ、「犬化願望を叶えてやる代わりに魂をよこせ」と契約を迫る。読売文学賞を受賞した傑作長編小説。
内容(「BOOK」データベースより)
『ねこのおうち 』 柳美里
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生まれてすぐに「ひかり公園」に捨てられたニーコ。幸運にもおばあさんに助けられ幸せな日々を送っていました。しかし三度目の春、おばあさんとの別れは突然やってきます。ふたたび公園に戻ったニーコは六匹の子ねこを産みました。そして…。いま、子ねこと、彼らを家族に迎えた人々が奏でる命の物語が幕を開けます。生きることの哀しみと煌めきに充ちた、猫小説の新たな代表作の誕生!
内容(「BOOK」データベースより)