『かぜをひいたおつきさま』レオニート チシコフ


レオニート チシコフ・作/鴻野 わか菜・訳

あらすじ

土砂降りの雨に打たれたお月さまは風邪を引いてしまい、地上に降りて体を休めていました。

そこに通りかかったイワンさんはお月さまを家に連れて帰り看病してあげました。

リンデンの花を煎じて薬と一緒にお月さまに飲ませて、毛布でくるんであげるとお月さまは体が温かくなってぐっすり眠ることができました。

 

お月さまとイワンさんはゆっくりお話をしました。

イワンさんは「ぼくは友だちがいないんだ」とお月さまに打ち明けました。

お月さまは空の上からイワンさんの家を見ていたことを話してくれました。

 

3日経ってお月さまは空に帰ろうとしましたが、体が弱っていたので一人では空に戻れません。

そこでイワンさんはいい方法を思いつきました・・・

『かぜをひいたおつきさま』について

著者のレオニート チシコフは現代ロシアを代表するアーティストであり、2003年から月のオブジェを世界各地で撮影するアートプロジェクト「僕の月」にとりくんでいます。

そのような背景からこの絵本ができたのでしょうか。

 

友だちのいない青年とお月さまとの友情の心温まる物語です。

 

「僕は一人ぼっちなんだ・・・」とか「友だちが一人もいない・・」と感じている人にはおススメの絵本です。

お月さまは空の上からあなたのことを見ててくれていますよ。