絵本 PR

『ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話』

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

スズキ コージ (イラスト), 田中 かな子 (翻訳)

あらすじ

ベラルーシの民話です。

おばあさんの大切にしている麦畑をガラスの目玉と金の角のヤギが荒らしています。

"くってはふんづけ くってはふんづけ、はたけのなかを のっしのっしと あるいて"、畑の麦を食べていました。

 

おばあさんが追い出そうとしても、

「よけいなおせわだ、おいぼればあさん!おいらにゃ、ガラスめだまと きんのつのがある。ひとつきすれば、いちころさ!」

 

悲しむおばあさんを助けようと、クマ、オオカミ、キツネ、ウサギ、がヤギを追い出そうと立ち向かいますが、「ひとつきすれば、いちころさ!」と吠えられて逃げ出してしまいました。

 

そこに飛んできた小さなハチが「ぼくが ヤギを おいだしてやるよ。さあ、いこう!」と麦畑にやってきました・・・

『ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話』について

ヤギを追い出そうと次々にやってくる動物たちを「ひとつきすればいちころさ!」と追い返すくり返しは単純ですが、意外性のあるオチにびっくりです。

表と裏表紙のヤギの姿の変化には思わず笑っちゃいます。

英字新聞を切り抜いて貼ったような技法も面白く、じっくり見てみると楽しめますよ♪