『りんごのき』 エドアルド・ペチシカ

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エドアルド・ペチシカ・作/, ヘレナ・ズマトリーコバー ・絵/うちだ りさこ・訳

目次

あらすじ

「だれが こんなに おさとう まいたの?」

雪で積もった庭を見て、小さな男の子、マルチンはお母さんに尋ねました。

 

すると雪の中に立つ木を見つけて、それが「りんごの木」だと、お母さんは教えてくれました。

 

マルチンは犬やはりねずみと一緒に、りんごの木を見守り、季節は秋になりました。

りんごの木は赤い実をつけて、マルチンはりんごをつかまえました。

『りんごのき』について

雪の中に立っているりんごの木が、季節を巡って赤い実をつける様子を小さな男の子の目線で描かれています。

 

マルチンのりんごの木を心配しながら寄り添う様子が素直でかわいらしく、絵本の大きさも正方形の子どもの手に収まるくらいのサイズで、穏やかな気持ちにさせてくれます。

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