マーガレット・ワイズ・ブラウン (著), J.P.ミラー (イラスト), こみやゆう (翻訳)
目次
あらすじ
ひげせんせいは、にんぎょうのおいしゃさん。
けがやびょうきのにんぎょうたちによばれると、小さなバッグをもってかけつけます。
- 木の兵隊さんの喉がいためばシロップを飲ませてあげます。
- 小さなテディペアが鼻血を出せば、冷やしたタオルをおでこにのせて手を握ってあげます。
- 消防士の人形が足を折れば、板を削って添え木にしてあげました。
- ピエロの人形がはしかになれば、
- インディアンの人形がうるしにかぶれれば、
- 雪だるまの人形がしもやけになれば・・・・
そして、ひげせんせいはインフルエンザの注射を人形たちにやさしく打ってあげるので、人形たちは冬を元気に過ごすことができるのです。
ところが、こんなに人形たちに愛されているひげせんせいが風邪をひいてしまったのです!
人形たちはあわてて集まってきました。
そして、ひげせんせいの小さなバッグを開けました。
『にんぎょうの おいしゃさん』について
人形のおいしゃさん、心やさしいひげせんせいと人形たちの"医療"を通じた心のやりとりがユーモラスで心あたたかくなる絵本です。
世界で子どもたちに愛されている人形たちが、色鮮やかなパステル調でキュートに描かれています。
子どもたちの持っている人形たちが元気をなくしているに見えたら、「ひげせんせい 呼んで~」なんて言うかもしれませんね。
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