イブ・スパング・オルセン (著, イラスト), やまのうち きよこ (翻訳)
目次
あらすじ
空にいるお月さまが、池に映った姿を見て、「あの月を連れてきてほしい」とつきのぼうやにお願いしました。
つきのぼうやは、お月さまに似ている丸いものを探すために、星を蹴飛ばして流れ星にしたり、飛行機の人たちを驚かせたり、逆にたこに驚いたりしながら降りてきました。
丸いものはたくさん見つかったのですが、どれもお月さまではなさそうです。
つきのぼうやはお月さまを探して、池の中にとびこみました。
寄ってきた魚たちはどう見ても、丸いお月さまではないのですが、つきのぼうやはキラキラ光る丸い手鏡を見つけました。
さあ、はたしてつきのぼうやはお月さまのお願いを叶えることができたのでしょうか?
『つきのぼうや』について
珍しい縦長の細い絵本です。
外国の絵本はこんな色んな形の絵本があるから、楽しいですね。
困るのは、置き場所に困るくらい・・
それはともかく、縦長なので空から降りてくるつきのぼうやの様子がゆっくり感じられてライブを見ているようです。
ファンタジーで優しいストーリーとかわいいイラストで読み終えたらきっと、夜空を見上げて月を見たくなりますよ!🌙