イングリ ドーレア、エドガー・パーリン ドーレア (著)、せたていじ(訳)
あらすじ
おばさんの飼っているにわとりが卵を産みました。
なんと3ダースの36個の卵!!
おばさん 卵をかごにいれててくてく町まで売りに出かけました。
ところがおばさん 卵も売れてないのに「この卵が売れたらどうしよう。あれもほしい、これもほしい」と考え始めてしまいます。
「この卵が売れたら、もっとにわとりを飼って、どんどん卵を売ってさらに大儲けさ。 そしたら、ガチョウも飼って羊も飼ってわたしゃ さらに大金持ち。女中も雇わなきゃなね。そしたら、大農場の息子から結婚の申し込みがきて、私は立派な奥様だね。」
おばさん、興奮して卵をもっている手を振り回してしまいました。
そしたら当然・・・分かりますよね?
『ひよこのかずはかぞえるな』について
「捕らぬ狸の皮算用」をそのままお話にした愉快な絵本でした。
卵が売れたらあれもこれもと・・・妄想がふくらむおばさんですが、オチのあとのさらに続く前向きな姿勢には勇気づけられますよ!!