『ほしのこども』メム・フォックス

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メム・フォックス ・作/フレヤ・ブラックウッド・絵/横山 和江 ・訳

あらすじ

その赤ちゃんは突然、空からやってきました。

町の人たちに"ほしのこども"と可愛がられ見守られながら、すくすく大きくなっていきました。

 

みんな愛情豊かで賢く誰にでも優しいほしのこどもが大好きでした。

 

そして、ほしのこどもは年老いてもいつもたくさんの人たちに囲まれていました。

さらに年が経つとほしのこどもはだんだん小さくなっていき、ある日突然消えてしまいました。。

 

 

けれども町の人たちは知っていました。

ほしのこどもは空へ戻って休んでいるだけだと

 

 

今もほしのこどもは空から町の人たちを見守ってくれているのです。

『ほしのこども』について

この絵本のこの言葉で始まっています。

むかし あるところに、 といっても
いつだって おこりそうな おはなしです。

そらからひとつ ちいさな ほしが おちてきました。

 

「ほしのこども」と聞くと特別な存在を連想しがちですが、私は世界中の全ての人、一人一人が"ほしのこども"であると思っています。

 

一人の人間が生まれ、いろんな人たちの愛を受けて育ち、大人になったら今度はいろんな人たちに愛情を分け与えていく。

 

つまり、これは「あなたの物語」と言えるでしょう。

ほしのこどもをめぐり、いたわりあうひとびとの風景をあたたかくえがきます。オーストラリアを代表する作家と画家が心をこめて贈る、いのちの旅のものがたり。

裏表紙より

ほしのこども

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