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『ゆらゆらばしのうえで』 きむら ゆういち

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きむら ゆういち (著), はた こうしろう (イラスト)

目次

あらすじ

激しい雨に痛めつけられた橋は、一本の丸太だけになっていました。

 

そこに1匹のウサギがキツネに追われて、ゼイゼイと丸太を渡ろうとしていました。

ウサギが丸太を渡り終えようとしたときに、キツネがドン!と丸太に飛び乗ったものだから、丸太がギギギギギと傾きはじめました。

 

キツネが動くたびに丸太がシーソーのようにグラグラ動くものだから、お互いじっとしているしかしょうがありません。

 

夜になっても、動くことのできない2匹ができるのは話すことだけでした・・・

『ゆらゆらばしのうえで』について

超人気絵本作家のコンビによる斬新な視覚効果と迫力のある絵がハラハラドキドキする絵本です。

 

丸太の傾きに合わせて、文字も一緒に傾いていくのが臨場感を強調してくれます。

 

最初は敵対していた二人が同じピンチに陥り、対話をすることで心を通わせていきます。

ウサギが眠りそうになった時のキツネのセリフはきっと心に残るはずです。

最初は仲良くなれないと思っていた相手もじっくり話してみれば理解することができる、ということを教えてくれる絵本でした。

ゆらゆらばしのうえで (日本傑作絵本シリーズ)

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