『はりねずみのはりこ』 なかやみわ

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なかやみわ（作・絵）

あらすじ

森の洋服屋　「テーラーはりはり」で、はりねずみのはりこはおばあさんの仕事を手伝っています。

ジョキジョキ　チクチク
ジョキジョキ　チクチク

出来上がったワンピースをねずみのちゅーこに届けに行きました。

次の日は、羊のモコにマントを、その次の日はきじのジッキーにマフラーを届けに行きました。

みんなとてもよく似合っていました。

でも、はりこがワンピースを着ても背中の針が飛び出たり、毛皮を着ても葉っぱが絡まったり・・・・

そんなはりこにおばあさんがあるいいものを作ってくれました。

『はりねずみのはりこ』について

登場人物がみんな優しくて、何だか心が温かくなるお話でした。

はりねずみのはりこ（お針子さんだからはりこ？）が、背中のトゲが邪魔で、どうにもおしゃれにならないと落ち込んでいる時に、「こうしたらどうかな？」「ああしたらいいと思うよ」と色々心配してくれる友達たちの優しさにほっこりさせられます。

そして、孫のためにぴったりのものを作ってくれたおばあさんの優しさも素敵ですね。

でも、はりこもおばあさんも普段は何も着ていないんですけどね！！

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